サダーの中心部に位置する緋色の広場は、西部の帝国でも有数の美しさを誇る場所です。 威厳のあるドラゴンの像が、緋色の皇帝の住居の入り口を飾ります。 巨大な槍のように空に向かってそびえ立つ禁欲の宮殿は、サダーの支配者、軍のエリート幹部、無数の護衛たちの本拠地となっています。

この住居からそう遠くないところに、サダーの経済安定の中心たる緋色の帝国の人民銀行があり、国民の財産の管理や支払いの利便性の確保を担っています。

銀行の建物の隣には、もう一つ重要な場所であるサダー・エンポリアム商店があります。 この小さな建物の地下室には、剣やメイス、ハンマーや斧、ハルバードや短剣、兜や胴鎧、肩甲やゲートル、ブーツやグローブ、魔法のアミュレットやチャーム、リングやイヤリングなどなど – エンポリアムの倉庫にないものを挙げるほうが早いほどの無数のアイテムがあるのです。

道の反対側、エンポリアムの向かいには、サダー市民に大人気の一般公開される帝国のオークション会場があります。 ここはまさに、必要な商品を購入するか不要な物を売っていくらかのコインを稼ぐことのできる仲買業者なしの取引を行うために、買い手や商人たちが帝国中から集まる場所なのです。

緋色の広場では、一般の人々にとっては翼のあるガーディアンに祈りを捧げる場所であり、ドラゴンの騎士にとっては聖なる魔法の秘密を学ぶ場所であるドラゴン神殿の壮大な眺めも楽しめます。

広場の中心には、帝国の最も貴重な所有物でドラゴンの涙と呼ばれる巨大なクリスタルが浮かんでおり、サダーの首都にグレート・ドラゴンのエネルギーを供給しています。

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